先日は突然の告白で驚かせてしまい、すみませんでした。
今日は、どうやって乳がんを発見したのか、
という点について書いていこうと思います。



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私の乳がんは、幸いなことに、
ごく早期の乳がんで、リンパ節への転移ナシ、浸潤もナシ、という、
乳がんの中でもとてもラッキーな状態で発見されました。
でも、ごく早期だったため、逆に言えば、



自覚症状皆無、
見た目も変わらない、
触ってもしこりはない。



つまり、自分で発見することは絶対にできなかったであろう状態でした。

そんな早期に、なぜ見つけることができたかと言うと、
それはもう、ひとえに健康診断のおかげ。
それも、たまたま比較的短いスパンで、
マンモグラフィと超音波の両方を受けていたおかげです。



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子供の柔軟性よ!!!
この2人への説明の仕方も悩ましかった。



私は、2年ほど前からアルバイトとして仕事に復帰し、
去年の途中から、変わらずアルバイトではありますが、
オットの扶養範囲を超えて仕事をすることに。

そのため、去年3月には、
配偶者としてオットの健康保険の範囲で健康診断を受け、
約7か月後の10月にも、私の職場で健康診断を受けました。
3月の健診のときは、何も引っ掛からずA判定。

3月にもマンモグラフィと超音波の検査を受けていたので、
10月は、マンモやめとこかなー、痛いしなー、とも思ったのですが、
でも、ついでのタイミングにはできるだけ受診すると決めていたので、
「ついでだしね」と、マンモも超音波も検査を受けました。

ところが、1か月後。
戻ってきた健康診断の結果を見ると、まさかのD判定……?!



超音波:右 乳腺腫瘤(12mm)、3か月後に要再検査
マンモ:左 カテゴリー4、石灰化 多形性、要精密検査



と記載されていました。
「カテゴリー」ってなんだろうか、と調べてみると、



「カテゴリー分類」とは、どの程度乳がんの可能性を疑うかを表します。

カテゴリー1     異常なし     乳がんを疑う所見はなし
カテゴリー2     良性病変のみ     乳がんを疑う所見はなし
カテゴリー3     乳がんを否定できず     がんの確率:5-10%
カテゴリー4     乳がんの疑いあり     がんの確率:30-50%
カテゴリー5     マンモグラフィ上は乳がん     がんの確率:ほぼ100%



ほうほう、私の場合は、カテゴリー4だから、
そっか、半分以上の人は、がんじゃないのか。
そしたら安心かな?

というのが、私の感想でした。

が、これはたぶん、間違い!
病院に予約の電話をしたときに伝えると、
電話口の方が「カテゴリー4!」とちょっと声が変わり、
「あれ?思ったよりがんの可能性が高いのか?」と思いました。

そして、もう一度よく見てみると。
……ちょっと待て。
このカテゴリー分け、一般人の感覚とちょっと違う?

「がんの可能性が高いけど、断定はできないな~」みたいなときって、
個人的には70%ぐらい、って言いたいんじゃないかと思うんだけど、
確率51~99%の場合は、カテゴリーの分類がない!
ないけどたぶん、これ、カテゴリー4、って書かれるんだよね?

なんなの、この落とし穴みたいなカテゴリー分けは!!
たぶん、医学的、統計学的に算出した分類だと思うのだけど、
なんだか腑に落ちないなー、と思っています。
でも、逆に、結果がわかるまで、
変に落ち込んだり凹んだりせず、日常生活を送れたかも。

いずれにせよ、精密検査をした方が良いことはわかったので、
最寄りの病院に、電話で予約を入れました。



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あれ。
思いがけず、健診結果だけでずいぶん長くなっちゃったので、
次回に続きます。
昔から、ついつい文章が無駄に長くなる、悪いクセ……