キャンプで手の平に火傷を負った、わが家の5歳男子。

その火傷を受けて、前回、
今後はこんな薬を持って行こうと思ってます、
といった内容の記事を書いた訳ですが。





その後、看護師の友人に、
アウトドアに持って行くべき救急グッズについて、
改めて聞いてみました。

ちなみにその友人は、
元自衛隊看護師で、また訪問看護師歴も長いため、
「物がない状況での応急処置は得意」とのこと。
自衛隊にいたから、拳銃が撃てる体育会系看護師です。すごー。

ただ、医療に関してはきっと、
人それぞれ、こうすべき、という持論のある方もいらっしゃると思います。
今回は、私がなるほど、と思った処置であり、
絶対こうすべき!と強制するものではない点、
ご了承下さいませ。



<持って行く物>

・絆創膏(カットバン、キズパワーパッド)
・抗生物質の軟膏
・ステロイド軟膏
・ワセリン
・薬(胃薬、解熱消炎剤、整腸剤)
・ガーゼ
・防水テープ
・ペットポトルの蓋に数カ所千枚通しで穴を開けたやつ

※その他、サランラップがあると便利。



ワセリン



ガーゼと防水テープ



胃薬、整腸剤





解熱鎮痛剤



だそうです。
ちなみに、長男に施したストッキング包帯は、
「大正解!」とのこと。
通気性もあり、締め付けないのが good なんだそう。
在宅医療の現場でもよく使ったそうです。

応急処置方法に関してもいろいろ教えてもらったので、
覚書代わりに箇条書きにします。



<傷の処置>

基本的に、傷は乾かないようにする。

傷から出る体液には、傷を治す作用もあるため、
適度に湿潤を保つことで、治りを早くする。
※キズパワーパッドはその作用があるため、
カットバンを貼るよりも治りが早くなる。


キズパワーパッド。
オットも、この効果を実際に体感しました。


また、屋外で怪我をした場合、破傷風の恐れもあるので、
流水でよく洗う。
さらに、石鹸で洗う。
その後、ワセリンを塗って、ラップで巻いておく。
もしくは、よく洗浄したのち、キズパワーパッドで保護する。

なお、水道水がない場合でも、
「持って行く物」に書いた、
穴開きのペットボトルの蓋があれば、ペットボトルの水でしっかり洗える。




<火傷の処置>

冷水か保冷剤で冷やした後、
ワセリンを塗ってサランラップで巻き、
包帯などで保護する。
水ぶくれは基本的に潰さず、吸収されるのを待つ。

※ステロイド軟膏を塗っても良い。
ただし、紫外線が当たる場所にステロイドは良くない。



<体液が出る傷の処置>

傷から体液が出る場合は、
ラップに穴を開けてその上からガーゼをあて、
浸出液を吸わせる。
ガーゼを直接傷にあてるのはNG。

※ガーゼを直接傷にあてると、
体液が乾燥してしまったら、
ガーゼを外すときに正常な細胞まで取ってしまうため。



<ステロイドと抗生物質>

火傷の場合、水泡ができて潰れてなければステロイド軟膏(炎症止め)、
水泡が潰れたら抗生物質の入った軟膏(化膿止め)。
基本的に、傷がなければステロイド、傷があれば抗生物質、と使い分ける。

ただ、子供は抵抗力が弱いので、
傷ができていたらワセリンの方が安心。

なお、火傷であれば、ヒルドイドという保湿剤が処方であり、
赤ちゃんでも使用可なので、もらっておくと便利。
冬の、大人の保湿(乳液代わり)にも使える。



<オロナイン>
※ワセリンじゃなくてオロナイン買っちゃった!という訳で、
オロナインどーなの?と聞いてみました。

炎症止め作用も殺菌作用もあるので、便利で良い。
ただ、ひどい炎症や火傷、虫刺されには使用不可。






以上。

どなたかの参考になったら幸いです。
ただ、あくまで応急処置。
ひどい場合は、早めにお医者さんに見せてください。


*** ***


5歳男子の手の平は、すでに新しい皮が出来ているようで、
ほとんど治ったような感じになりました。

でっかい水ぶくれが出来てたのに。
子供の回復力、すごい。

そしてその5歳男子は先日、
「蚊をやっつける!」と言って、



パンツを投げていました。



……。



でも、投げたパンツがカーテンの上に乗ってしまい、
次は牛乳パック投げておりました。

が。



無理でしょ、それ(笑)
<問題> パンツはどこにあるでしょうか?



何はともあれ、みなさん、
アウトドアにお出掛けの際は、
怪我に充分お気を付け下さい。




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